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ミーティングで「なんで~?」の質問がダメな理由

公開日: : 最終更新日:2016/02/13 ミーティング, 強い組織, 特にオススメ記事, 質問

こんにちは、ミーティングコンサルタントの矢本です。
上手くいっていない時、原因を分析する為に「なぜ売上がいかなかった?」「何でできないの?」という質問したりしませんか?
実は僕は講演やクライアント先のミーティングでそういう質問を繰り返すのがダメだと話をしています。
過去の分析は確かに大切です。僕自身、ミーティング前にはクライアント先で必ず分析をします。
じゃあ、ミーティングでなぜダメだというのか?
正確に言えば「ついつい深く追求したり、詰問(相手を責める質問)になってしまうことがダメ」なんです。
深い追及や詰問がなぜダメか?
あなたより立場の弱い質問相手は「責められている」と感じ、防衛本能が働くからです。
怒り

ミーティング(集団)はプライドや防衛本能が働く場

僕自身の経験です。サラリーマン時代、生え抜きで取締役営業本部長になりガンガン売上を上げていた時代があります。
でも、いつもいつも良い時ばかりではない。たまには売上が下がる時期もある。
そんな時、取締役会で「なんでダメなんだ?」と聞かれます(詰問される)。
僕は素直に「僕が全部悪いんです」とは言えない。
だってプライドもあるし、大変な状況をわかってほしい気持ちもある。
もっと言えば「自分の責任」と認めたばかりに、来年の年俸が下がったらどうしよう…という心配もします。
1人なら下がってもいい。でも、家族を養っている身としては困る。
防衛本能が働きます。僕以外の要因を見つけないと…。

事実が見えなくなってしまう恐れすらある

もっと恐ろしい事は防衛本能が強烈に働くと事実すら見えなくなってしまう事。
本来、分析はそのこと自体に価値があるのではなく、対策を講じるために分析や原因追及をします。
全ては「対策をすることでより良い未来を創造する事」に目的があります。
でも、分析や原因追及がいきすぎると…防衛本能が働き、「部下が悪い」「お客様が悪い」「他部門が…」「会社が…」「競合他社が」「市場が…」「世の中が…」と周りへの責任転嫁が始まります。

もっと深刻になると明日の営業会議に備えてせっせと「成績が下がってもしょうがないな」と思われる為の資料作りに精を出す。
そんな事にもなりかねません。下がる理由を一生懸命探し、それらしい理由を誇大に見せて、さもしょうがない問題にすり替えてしまう可能性すらあるわけです。
これでは分析にも原因確認にもなりません。なのに経営陣もそのことを真に受けて対策を講じようとする…。これで良くなると思いますか?

ですよね?原因追求(過去)を深くすることにメリットは多くはありません。
誤解を恐れずに言えば、過去がどんな状況であれ未来は関係ありません。
「過去の延長上が全てだ」とすれば…未来をクリエイティブに創造することもできません。

だから、考える事はただ1つ。「自分達の力でより良い未来を創造する」これだけです。

「なんで~?」(過去視点)より大切な質問。

それは未来視点で「(これから)何を変えていくのか?」

「(これから)自分が新たにできる事は何か?」です。

 

ミーティングで投げかける質問は未来視点になっていますか?

 

「自分達の職場の未来は自分達で創ろう!」

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矢本治
1971年広島県出身。ホテルマンとして10年勤務後。2004当時低迷している関東のブライダル運営会社に営業責任者として転職(店舗責任者からはじまり、3年後には取締役営業本部長まで経験)。リニューアルや安売り競争が熾烈で7割が前年実績を下回るといわれるブライダル業界において、ミーティングを工夫して7年で売上7倍。
圧倒的な実績を生かし2010年に創業。「売上UP」と「人材育成」という一見異なることを実現する日本初ミーティングコンサルタント。講演・コンサルティング・企業内研修・私塾である「ミーティング塾」「リーダー塾」で活動中。
クライアント先はホテル・ブライダル・アパレル・旅館・写真室・美容室グループ、人材派遣会社・飲食店・エステグループ・建設会社・住宅メーカー、印刷会社・医療業界など全国に多くのクライアントを持ち、93%以上のクライアント先の業績が毎年向上するなど確実な実績UPに貢献している。

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