ミーティング矢本の流儀BLOG

ミーティングでの参加者は固定した方がいいのか?

塾やセミナーで「ミーティングの参加者は固定した方がいいのか?それとも、テーマに合わせて変更していった方がいいのか?」

という質問をよくいただくのでブログで紹介しますね。

僕のオススメは「基本、固定。テーマによっては固定メンバー+必要な人が参加」です。
そのの理由をいくつか紹介しますね。

ミーティングの目的は問題解決+育成

ミーティングは「話し合って問題を解決する」だけにせず、その先にある「選抜したメンバーの個人力・チーム力を育成する」の意図を持った方がいいです。
だって忙しい中、せっかく集まってミーティングするのですから、問題解決だけだともったいない。
効果的なミーティングのプロセスには「個人としてチームとして人を育てる要素」がつまっています。
人材育成も見据えるなら…そのためにはメンバーを固定した方が良いですね。

そして短期間で成長するためには?
例えば、何か新しい事を覚える時、どっちが良いと思いますか?
1.間をあけて時々した方が早く身につく
2.ある一定期間、集中的にした方が身につく

おそらく2ですよね、それと同じです。
ですから、メンバーをある一定期間(半年~1年)集中的に固定することで短期間で人材育成しやすいメリットがあります。

テーマによっては必要メンバーはスポット参加

じゃあ、一度決めたらどんな時でもそのメンバーだけで話すのがベストなのか?となるとちょっと違います。

例えば「今度のミーティングはこのテーマで話そう!」と事前に決めた課題がある場合。
その時に「このテーマならプラスこの人を参加させた方が話が早い」「いいアイデアを出しそう」など必要だと判断した人材は事前に調整してスポットで参加してもらいましょう。
固定メンバー内だけで無理やり「全てを解決させる」ことが重要ではありません。
そのメンバーが「社内の資源をフル活用して解決する事」も重要な経営判断ができるリーダー達を育てることにつながります。

誰を選ぶのか?誰をスポットで参加させるのか?
リーダーのセンス(先見性)が問われ、同時に鍛える場になっています。

あのミーティングに参加したい!!という場にする

効果的なミーティングをしている会社は「今、自分が参加しているミーティングの価値」がわかっています。
だから時間調整しても必ず参加する。
逆説的に言えば、参加していないメンバーが「あのミーティング、参加しなくてラッキー!」ではなく、
「会社の方向性を決めていてなんか楽しそう。自分も早くあの場に参加してみたい!」
参加メンバーはそんなふうに言われる場にしていくこと。
そういった場を目指していくことが大切だと思います。

無理?(笑)
いやいやいや…可能です。

参加した固定メンバーが楽しそうにチームの未来を話し合い、知恵と行動で解決していく。
結果、お客様にも伝わりどんどん会社も良くなる。
そういった小さな成功サイクルを作ることです。
(現に僕のクライアントさんはたくさん成功事例を作っています)

職場の未来を作るのは自分達!
固定メンバーが主体的に仕事に取り組めば、チームとしての可能性は確実に広がります。

【今日の質問】

あなたが選ぶ固定メンバーは誰ですか?
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ポストイットイメージ

今週の出張の中心となった北海道。2社のミーティングに参加中してきました。

写真は目の前に立ちはだかる課題に対して解決策まで…後少し!!という場面。

それにしても…

帰宅して帰宅して恐る恐る体重計に乗ると…

「やっぱり増えてるーーーーーーーー!!!」

恐るべし北海道の食と僕の食欲…。

明日からダイエット頑張ります…。