ミーティング矢本の流儀BLOG

どんなに素晴らしい会議決定も現場スタッフが動かなければ成果はゼロ

取締役会や営業会議をはじめ、会社の重要な会議はいくつか存在します。

しかし、会議でどんなに素晴らしい意思決定(「これからウチでは〇〇して行こう!」)しても、現場の社員・スタッフが動かなければ成果はゼロです。

 

これ、一見当たり前のことですよね?

でも、ミーティングコンサルタントとして様々な会社の会議・ミーティングに参加させて頂いて思う事は、このことを本当に理解して会社の仕組み(場)として連動できている会社は意外と少ないと感じます。

 

現場の社員・スタッフが考動計画を立てる仕組み(場)がない

会社幹部が大切な会議で決める多くは会社の方向性です。山で言えばどの山頂を目指していくのか?とい組織としての方向性。

でも、それをどの方法(ルート)で? どんな順番で? どんなメンバーで?など細かい具体的な部分までは決めません。そんな時間もない。

つまり、そういう具体的な部分をえ行していくのはあくまでも現場のスタッフです。

そしてお客様にかかわる現場スタッフの考動が代われば売上も必ず変わります!

僕はこの現場スタッフが主体的に考え行動することを略して考動と表現しています。

大切なのは、この現場スタッフが考動しているか?その前提の計画を立てる場(時間)があるか?

これらの仕組み作りが会社の成果を出す生命線になります。

 

でも、実際の現場では従来の仕事が最優先され、その山へのチャレンジする具体的な計画を立てる場(時間)を確保していないのが、成果を出せない多くの会社の現状です。

もっと深刻なケースでは「そもそも、会社がどの方向性に向かっているのか知らない!」と現場スタッフが当たり前に言うくらいビジネスコミュニケーション不足の会社も存在します。

あなたの会社はどうですか?

 

社長・幹部と現場スタッフの悲しいズレ

この状態が蔓延化すると社長・幹部 VS 現場スタッフという溝ができてきます。

会社の方向に対して現場スタッフが動かない現状を見て社長や幹部は「ウチの現場(スタッフ)はやる気がない」「危機感がなさすぎる」と嘆き、

現場スタッフは「現場をわかっていない」「会社の考えが分からない」「(方向性が変わる事に対し)ブレている」と非難するという図式になっていきます。そしてその溝はどんどん深く…。

 

ミーティング(考動計画と進捗確認)の場が成果を創る

繰り返しますが、会社がどんなに素晴らしい会議決定をしても現場のスタッフが動かなければ成果は絶対出ません。だから現場スタッフを巻き込んで、動かすことがリーダーには求められています

そのために必要なのはまず「具体的な考動計画を立てる場」です。

考え中イメージ             現場のスタッフが考動する力が成果を分ける

 

だから、どんな場(ミーティング・朝礼・夕礼・ランチミーティングなど)でもいいんです。

リーダーが会社の方向性を伝え、具体的な考動計画(どの方法で? どんな順番で? どんなメンバーで?)を創ることが大切です。

もちろん、社内報やメールで伝える事も可能です。その場合のデメリットは気持ち(やる気)の温度が伝わらない事と、会話のキャッチボールに時間がかかる事。

ですから、少ない時間でも直接話その場で話し、瞬間的に意見交換できる直接話すリアルの場がオススメです。

成果を出すめにも、リーダーの人は「スタッフを巻き込み具体的に考動する場」を創ってみてください。

 

あなたの会社で現場スタッフが考動する場はありますか?

 

では、今日も素敵な1日を~。