ミーティング矢本の流儀BLOG

眠たい会議・ミーティングにさよならする方法!

「会議やミーティングで眠たくさせない方法ってあるんですか?

会社で司会進行役を任されているんだけど…」

先日の講演で参加者から頂いた質問です。

お昼過ぎの会議やミーティング、眠た~い時ってありますよね。
時間帯によっては、僕自身もその一人だったりします(笑)

今日は社内で司会進行役をしている方に「眠り防止ミーティング」の方法をお伝えしますね。

1.発言(参画)する

まず、眠くなる時は聞いている時間が長い時です。
話しながら寝る人はいませんよね?(笑)たぶん。

なので、最初に考える事は「眠らせない」ではなく、
いかに「話すことで参画してもらうか」です。

発言内容の質は問いません。
最初のステップとしては問題を「他人事として見る」ではなく、
「自分事として解決策を考えてみる」この思考パターンが大切です。

2、発表時間は短めに

あと、いくら「全員が発表する(参画)」仕組みがあっても、一人一人の発表時間が長ければ、
順番待ちしている時に落ちて(寝て)しまう事があります。

10人参加したミーティングで一人の持ち時間が5分だったら?
10人目の出番は45分後です(笑)
これでは厳しいですよね?

だから、1人の発表時間をいかにコンパクトにさせるか?というのもポイントです。
だから、ダラダラ発言させるのではなく、「書いて発表」するのがオススメです。
基本、書いたものだけを発表してもらえれば発表時間短縮につながります。
※口頭だと「えー」「あー」とダラダラ話す、「話しているうちに脱線する」ケースが多い。

ロンギング 眠たくないMTG

 

人数が多ければ多いほどコンパクトに!
司会がしゃべりすぎない!(笑)

発表(発言)はテンポよく回転させる

さらに発表の仕方としては「回転」を心がけましょう!
(時間にして1人最大1分以内発言)

例えば、発表する項目が3つ以上あれば…
「1人1つずつ発表」を繰り返し、3回転させるのです。
1人で3つ一度に発表してしまうと、一人あたりの時間が長くなります。
(結果、待ち時間が長い)
なので、1つずつ3回転した方が待ち時間が少なく、自分の番が何度も来るので飽きがなく参加できます。

最後にファイナルアンサーもらう

全ての参加者の発言を聞いてみて、どの内容が良かったか?1人ずつ必ず確認する。
最初、自分が書いたものがその時の自分にとってのベストアンサーだったはず。
でも、他の参加者の意見を聞いて「なるほどね~」と「そっちの方がいいかも」と思う事も出てきます。
※全くそう思えない人は人の意見に耳を貸せない人かも(笑)

なので、参加者全員の知恵を終結させてみて各個人の「ファイナルアンサー」を問う。
同時に人の発言を聞いていないと判断できない「聴く」仕組みを持つ。

 

急に振ってみる

誰かが発言している時、あきらかに聞いていない、眠りそう、コソコソ話しているなどの場合、「さっきの話、○○さんはどう思います?」と振ってみるのもいいと思います。

 

まとめ

1.全員発言で他人事にさせない
2.書いて発表で発言時間短縮
3.回転させて一人の持ち時間軽減
4、ファイナルアンサーで聴く仕組み作り

5、急に話を振る

これを少しずつでも実践していけば眠る人はかなり減ります。

そもそも普段、ミーティングで寝る人がいたら…
「やる気がない!」
「生活習慣が悪い!」
「そもそも、君はそんなんだから全てが…!」

司会進行役として、立場によってはリーダーとして言いたいこと山ほどあるかもしれない。
その気持ちもわかります!

僕でもたま~に参加者が眠たそうにされるとムッとします(笑)
(あっ、僕の場合は僕の技術不足の問題です。これ専門ですから)

でも…「自分の会社を潰そうと働いている社員もいない」の同様に「わざと眠って困らせてやろうと考えているわけではない」のも事実。
だからこそ司会進行役の技術で、少しでも「眠たいミーティングにさようなら」させてあげましょう!

【今日の質問】

眠たいミーティングにしないために気をつける事は何ですか?
「自分達の職場の未来は自分達で創ろう!」

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