ミーティング矢本の流儀BLOG

ミーティング・会議で成功と失敗の差を生む「合意する力」

あなたの会社ではミーティングや会議で決まったことに参加メンバーは本当の意味で合意していますか?

こんにちは ミーティングコンサルタントの矢本です。

今回は組織で大切な「決定事項に合意する方法」について書いてみます。

「あの決定は絶対うまくいくはずがない。僕は協力しないよ。」

「俺はA案だったのに、B案を採用するなんて、、勝手にすれば!」

ミーティングや会議で解散後、こんな発言が多い組織は成功確率が下がります。なぜなら合意できていないからです。

 

なぜ「合意する力」が組織で大切なのか?

それは「合意する」事と「実行する」事は連動する一つの要素だからです。

仮にどんなに素晴らしいアイデアであっても、実行するメンバーがきちんと合意できていなければ、実行しなかったり、取り掛かったとしてもスピードが遅かったり、質が悪かったりすれば、成果が出ない。

逆に一見成功確率が低そうなアイデアでも、みんなが「やってみよう」と合意して、本気で取り組み、試行錯誤を繰り返せば成功確率はどんどん高くなるということです。

シンプルな理論ですよね?

 

そう、成功と失敗を決めるのはアイデアと同じくらい重要な要素に「実行力」があるからです。

    成果 =アイデア(解決策)力 ×  実行力

つまり実行が大切であり、成果はこの掛け算です(どちらかが0なら、成果も0です)。

 

しかし、僕たちは新しい事は面倒だし、無駄な行動をしたくないので、正しいアイデア(正解)を追い求めます。

また、自分のアイデアは正解確率が高く、他の人のアイデアは失敗確率が高いと思い込み、プライドも含めて他の人のアイデアを認めたくない傾向にあります。しかし、この心理が成功確率を更に下げます。

 

僕自身、同じ業界・同じ社員数・同じ売上規模のクライアント先が2社があっても、そこの社員の平均年齢や社員の過去の経験・企業理念(優先価値)が違えば、僕の提案やアドバイスも当然異なります。

つまり、唯一正しい正解はないのです。

また、全員が一つのアイデア・解決策に納得する事も滅多にありません。

個人として様々な価値観や視点(考え方)があり、決定後の実行において、部門によってメリットやデメリットが出てくるわけですから、これも当然のことです。

 

大切なのは全員が納得するアイデアを探すのではなく、賛否ある中でも「決めたアイデアや解決策を協力して実行して成功させよう」という合意力を組織に育むことです。

じゃあ、どうすればいいのか?

僕がクライアント先でと時々行う一つの方法(3ステップ)をご紹介しますね。

 

ステップ1  参加メンバーに決めたことを説明(プレゼンテーション)する

なぜ、これを実行していくのか?

これを実行して未来どうなりたいのか?(本来の目的)

を基本的な部分をしっかり説明して、まずベクトルを合わせます。

自部門だけの損得勘定ではなく、全社視点で判断するという基準を持ってもらうことがポイントです。

 

ステップ2   期間限定でいいから「一度やってみる」という組織文化を創る

ミーティングや会議をするということは、今より良い未来を創り出すために話し合っているはず。そこにできない理由を並べて、新しい行動をしないということは、現状のまま我慢を続ける(更に悪くなる)、または衰退を意味します。

しかし、理屈では分かっていても、新しいことにはリスクもあるし、面倒。。そんな気持ちも理解できます。そんな組織で最初の一歩を踏み出しやすくするために僕は「期間限定で一度やってみましょう!」と促します。期間限定なのでダメならやめればいいというお試し感が気軽な決断を促します。

(この部分は過去の記事で「保守的なメンバーにチャレンジを促す方法」のブログにも書いていますので興味のある方はこちらから)

 

ステップ3  決定後は(賛否両論あっても)全員で成功するように行動する

僕はプロスポーツチームの例え話をします。

「監督の作戦に選手は必ず賛否あります。レギュラー、サブ含めて全員が納得することはない。しかし、試合では監督の作戦で勝てるように全面的に協力していくのが個人としての果たすべき役割ですよね?」

その上で「僕たちのビジネスも正解ばかりを追い求めるだけの組織ではなく、一度決めたことを成功するようにまずは協力して行動してみよう!そんな組織ルールでやってみませんか?」と。

 

このステップで話すことで、参加者の意識が「決定した内容の是非(良いか悪いか?正解か不正解か?)」ではなく、「一度協力してやってみよう」が大切なんだという視点(考え方)に変わります。

実際はいくつかのアプローチもありますが、この3ステップが1番わかりやすい例として理解してくれます。もちろん、その企業文化として根付いていくまで何度も伝えることも大切です。

《今回、伝えたい重要ポイント》

成功と失敗を分けるものは、アイデアや解決策の質だけではない。

決めたアイデア・解決策をどれだけ協力して実行できるか?という組織の合意力である。

「一度決定したらまずやってみる。

 そして、それが成功するようにみんなでサポートする」

 

この考えを育んでいる組織は合意力が高く何をしても成功確率が高い。

目立たないけど、大切なポイントです。ぜひ自分の組織を見直すヒントにしてくださいね。

《今日の質問》

ミーティングや会議で決まったことにあなたの組織は本当の意味で合意できていますか?

 

 

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