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ミーティング・会議で発言が出るコツ「活かすor流す」

公開日: : 最終更新日:2015/07/07 アイデア出し, マネジメント, ミーティング, 強い組織

こんにちは!ミーティングコンサルタントの矢本です。

今日はようやく雨も止んだので自宅の深夜にウッドデッキで(珍しく氷結で)ブログを書いています。この時期は夜風が気持ちいいんですよね。

ウッドデッキ

今回はミーティング・会議で発言が出るポイントを別の切り口で紹介しますね。(ミーティングに限らず普段の職場での会話も同じです)

「せっかく集まったのだから、メンバーには発言して欲しい!」そんな期待を持って司会進行しているリーダーも多いですよね。
「基本、何を言ってもいいよ」というルールで進めてみる。でも、実際は…盛り上がらない。そんなことよくありませんか?

その原因のひとつにリーダーが「無意識にしているある事」が多い

それは…「部下の発言を(無意識に)裁いているケース」

「裁く」とはどういうことか?

例えば、議論から少し的の外れた発言があったり、ネガティブな意見が出ると、正直イラっとしますよね(以前の僕もそうでした)。

そして、言ってしまう。
「それは違うんじゃない?!」
「それってどういう意味!?(怒!!)」
「この場面でその発言はないよね?」
「だからダメなんだよ…」

「僕(司会役)の質問の答えになってないよね?」

質問(詰問)を含めてこれらは全部「あなたの意見はない!」と遠まわしに裁いているんです。最初、恐る恐る発言が出ていても、これが繰り返されると、最後は貝のように口を閉ざした集団に…。

「裁く」ことの問題は、部下の発言を瞬間的に正誤で判断し、却下していることです。

こういう流れになってしまう原因は、
・司会進行役の質問や進め方が悪い
・発言本人がそもそもネガティブだったり、天然だったり(笑)
・実は深い意味があり、それを気づかせようとしてわざと的を外して答える
など様々あります。

でも、本当のポイントはリーダーの「聴く力」「流す力」にあります。

仮に「なんでもいいよ」としているなら(※僕はこのルールを勧めます)、いろんな発言を「いろいろ考え方あるね」と割り切るんです。
だって、プロの僕が進行役をしている時でも正直「的の外れた発言」は出てくることもあります。
だったら、皆さんが職場のミーティングで出てきても当然。

気に入らない発言の時、僕が心がけるのは「受け入れ、流すこと」です

参加者から発言を集めたいリーダーの方は、いろんな考えがあるという「個性を受け、流す技術」が必要。
流す…は冷たい印象に聞こえるかもしれないけど流すことはメンバーの個性を認めることです。

リーダーがこれができれば(裁かなくなれば)、ミーティングでも普段でも部下の発言は増えてきます。

 

もっと大切なのは「活かすアイデアはどれか?」に心を集中して欲しい

特にリーダーとして必要なのは「いいアイデアを採用して実行・成果につなげること」です。
少数意見の「的の外れた発言」に「お前~!!!(怒)」と心を奪われている時間はありません(笑)。

「どのアイデアを実行したら成果が出そうか?」

決断することに集中して、他のこと(ネガティブな発言)には固執しない。
そういう視点の切り替えがチームの成果に大きな影響を与えます。

ただし…企業文化(ルール)として理解してもらわないといけない重要なことはダメだと伝えていいです。
でも、普段伝えているはずなのに伝わっていない、ということは伝える側にも責任はあるはずですがら、感情任せにならないのが理想ですね(笑)

 

最悪なのは部下が「上司の納得する発言」「恥をかかない発言」を探すようになる

裁くと何がまずいか?
例えば「それってちょっと違うと思うんだよね」とみんなの前で速攻で裁かれた部下はどう考えるでしょう?
心の中で「なんだよ!なんでも発言しろって言っときながら、聞く気がないじゃないか!」となる。

そうなると「上司の納得する発言」「恥をかかない発言」を探しに行く。
「なんて言っとけば恥をかかないか?」
「なんて言えばこの場を円満に切り抜けられるか?」

以前のブログに書きましたが、僕が進行で大切にするのは「アイデアを考えて発言する時間=チームとしての可能性を広げる時間」です。

忙しい中集めて様々な視点を得たい時に、こういう体裁ばかり繕った発言を聞いてもリーダーとして価値はない、と僕は思います。

 

リーダーとしてのミーティングの価値とは?

忙しい中、なぜ集めるのか?

問題を共有して解決する場を創る。メンバーの考える力を養う。チーム力を高める。
集める理由は様々ありますが、リーダー視点で考えるならば、

「自分が気づいていない視点や情報を得る。スタッフの個性を知って自分のチームマネジメント(判断)に活かすこと」
リーダー視点で集める目的を言えばこれだと思います。

「裁かずに流す」
「マイナス発言に心を奪われず、活かすアイデアに集中する」

最初は難しいかも知れない。
でも、僕と同じように、繰り返せば必ずできるようになります(これに才能は要りません)。

メンバーの個性を活かしたいリーダーは、あきらめず、開き直らず(笑)、
チャレンジしてみてくださいね~♪
【今日の質問】

リーダーとして部下の発言を裁かず活かしていますか?
【お問い合わせいただく矢本塾について】

●ミーティング塾(3回基本コース)第3期9月スタート予定
●リーダー・幹部塾(ミーティング×マネジメント)(5回コース)第2期満員御礼 第3期11月スタート予定

 

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矢本治
1971年広島県出身。ホテルマンとして10年勤務後。2004当時低迷している関東のブライダル運営会社に営業責任者として転職(店舗責任者からはじまり、3年後には取締役営業本部長まで経験)。リニューアルや安売り競争が熾烈で7割が前年実績を下回るといわれるブライダル業界において、ミーティングを工夫して7年で売上7倍。
圧倒的な実績を生かし2010年に創業。「売上UP」と「人材育成」という一見異なることを実現する日本初ミーティングコンサルタント。講演・コンサルティング・企業内研修・私塾である「ミーティング塾」「リーダー塾」で活動中。
クライアント先はホテル・ブライダル・アパレル・旅館・写真室・美容室グループ、人材派遣会社・飲食店・エステグループ・建設会社・住宅メーカー、印刷会社・医療業界など全国に多くのクライアントを持ち、93%以上のクライアント先の業績が毎年向上するなど確実な実績UPに貢献している。

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