ミーティング矢本の流儀BLOG

「いつまでに?」より「いつするの?」(ミーティング方法)

「期日を決めているのだけど、結局実行できないんだよね…」

塾でもよく質問いただくこの課題について今回のブログで。

 

先日のリーダー塾4期生の卒塾後のフォローアップ研修の様子

 

ワーク中。全員ではなかったけど、北海道から鹿児島まで全国から集まってくれて、ありがとう!!久しぶりに会えて嬉しかったな。

 

さて本題に。

「誰が?」「いつまでに(期日)?」「何をする?」

ここまではきちんと決めている会社も多い。

でも、結果をみると、出来ていない…。

「覚悟、やる気がない!」とバッサリ切るのもありですが、今回は意識の部分だけでなくミーティングでの「計画の立て方」という面からみていきましょう。

期日まで決める。やる気がないわけではない。でもできない。

こういう組織に多いのは「お互い実行日時を決めていない」ケースが多いような気がします。

「期日」より重要なのは「実行日時」

 

何かに例えるなら…時期的にそうですね。(娘の)夏休みの宿題を例に(笑)

毎日のように部活もあれば、習い事もあれば、塾もある。

家族との時間も必要だし、友達とも遊びたいし、スマホも触りたい。

そう、結構忙しい。ほっとけば毎日があっという間に過ぎていく。

 

「いつまでに何の勉強をするか?(期日)」

を計画するのも大切ですが、

 

「いつの時間にその勉強をするか?(実行日時)」

を決めてスケジュールを押さえることがより大切です。

 

つまり「8月31日までに数学と国語の宿題を完成させる」という期日より、

「8月22日14時〜17時と24日の10時〜15時に数学をする」という実行日時を決める事が重要だということです。

期日だけ決めて実行日時がアバウトだから、目の前の気になることをやっていると、あっという間に時間が過ぎてしまう。結果「宿題ができてなーい」と。

当然といえば当然ですよね。

 

 

僕たちのビジネスも同じ。

期日を決めることはある意味簡単です。

でも、毎日忙しい中で

「いつ、その新しいことを実行する時間を捻出するのか?」

の実行日時を決めるには覚悟や工夫を問われます。

新しいことをやろうとするときは日常業務にしわ寄せがくるかもしれないから。

優先順位の高いことを入れて、優先順位の低いことは止めるという選択も含めて決めていくことが大切ということです。

 

これが大変だから

「空いている時間を見つけて…」

「後で日程調整を…」

と言ってミーティングを解散すると、どんどん遅くなって実行が遅れる。

後回しになって、温度が下がって、実行できなかった…になる組織が多い。

いつも忙しいんだから、そもそも空いている時間なんてほとんどないはず。

 

期日を決める。そのまま「いつ実施する?」と実行日時も決める。

日時を決めたらスケジュールを押さえて他のアポを基本入れない。

 

実行力を高める上で大切なポイントです。

忙しいと言って「今まで通りの仕事」をしていても何も変わりませんよね?

未来を変えていくために、新しいことの優先順位を高くして時間を確保する。

 

「解散して後から決める」ではなく「今決めよう」

 

もちろん、どうしても今決められない事情があるならしょうがない。

でも、せっかくメンバーがいるのだから、できるだけミーティング中にすぐ決めること。

すぐ解散しないこと。

些細なことに聞こえるかもしれませんが「スピーディな実行」においてこれだけでもできる、できないで大きな差をもたらします。

 

しかし、やってみると分かりますが、その場で実行日時を決めるのは結構なスピード感が必要なので最初はきついかもしれない。

でも、繰り返しやっていく中で必ずできるようになります。

 

実行力をあげたいチームはトライしてくださいね。

充実した1日を♪

 

【今日の質問】

  「期日」と一緒に「実行日時」を決めていますか?

 

 

【矢本塾について】


●ミーティング塾(3回)コース6期 12月開催予定

 

●リーダー塾(5回コース)5期

1011日(水) 1115日(水) 1214日(木) 110日(水) 2月8日(木)

場所  銀座 セミナールーム

時間  10時30分〜17時30分

費用   5回で27万円(税込)

(間も無く正式募集開始です)

内容:ミーティング術&周りの力を引き出すリーダー術

 

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