ミーティング矢本の流儀BLOG

なでしこジャパンから気づくビジネス(ミーティング視点)

4年前のFIFA女子ワールドカップ。

日本女子がパスサッカーで彗星のごとく世界一になってから4年。

今回はディフェンディングチャンピオンとして戦っているわけですが…、
さすがにこの4年間研究されているねって実感できます。

今回、オーストラリアに1-0で勝利しましたが今回は全て1点差。楽な試合は何ひとつない。
ワールドカップの連覇は簡単ではないですね~(男子サッカーはここ20年以上連覇はないですもんね)。

今回の勝因は「ポゼッション率が高い」「選手間の距離感がよかった」「暑さに負けなかった基礎体力(それを支えた精神力)」様々な要因が考えられます。
でも僕が今回の得点に直接関係ないけど、注目したこと。

新しいことを取り入れる「なでしこトレイン」

それはコーナーキック(サッカー用語わからない方はゴメンナサイ)からのフォーメンション。
日本選手(青色)が4人並んでいますよね?

なでしこトレイン

※ちなみにこのフォーメーションは「なでしこトレイン」と呼ばれているそう。

これは相手の選手に日本選手が個々にマーク(対応)されにくいための作戦なんです。
これはフットサル(5人制サッカー)でよく使われている手法なんですが、11名制サッカーで取り入れているのは珍しい。

通常ならば「サッカー(11人制)とフットサル(5人制)は別物。だから使えない。」とか言われていたはず。

実際、11人制サッカーでは初めて見ました。

(この効果の是非は別としても)

世界一になってもなお様々な要素を置き換えて進化する。
これがなでしこジャパンの強さじゃないかなと僕は感じます。

でも、僕たちビジネスでも同じようなことありませんか??

できるはずなのに無意識に置き換えていないことが多い。
例えば講演などで他社の事例紹介をきくと…

業界が違えば「その業界だから出来るのであって、ウチの業界では…」
同じ業界でも「あの会社だから出来るのであって、ウチは特殊で…」
「あの人(社長)だからできる…」

自社や自分に応用できるヒントは必ずあるにも関わらず、せっかくのチャンスも斜めに見てシャットアウト!!(笑)

講演・セミナー、もっと言えばミーティングでの他事例のアイデアですら、潰してしまうシーンよくありますよね。

でも実際、ほかの事例を活用できるリーダー・チームが現実にたくさん存在することも事実。

だからもし、あなたのメンバーの視点が狭かったら、ミーティングで簡単に潰しそうになったら「もし応用できるとしたら?」と、メンバーの視点を変えて欲しい。
応用できる点、自分たちに生かせる点は必ずあります。

僕自身も、そして僕のクライアント先でも、視点が変わるように僕も頑張りますよ♪

最後にサッカーに話を戻すと、男子サッカーに比べて待遇がまだまだ低い女子サッカー。

だからこそ「頑張ってほしい!!」。
準決勝が楽しみです♪
【今日の質問】

他業種の成功事例を応用する文化はありますか?

 

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